森の楽校~土の中の生き物を見てみよう!~レポート中編
更に森を歩きます。
ここでは「3つの自然」を見ることが出来ます。
一つめは最初にミツバなんかがあった場所。人が住んでいる、あるいは住んでいた自然。
2つめは人が作った自然、。この写真だと右側です。植林したヒノキが育っています。
3つめはそのままの自然。元々この場に生えていた広葉樹など。
全然違いますね!
いよいよ、土の中の生き物について調べます。
虫のケースを地面に置き、その周りに囲うように線を書きます。
ケースをよけて、線の中の葉っぱを一枚ずつケースに入れます
いっぺんにガサッと入れるのではなく、一枚ずつめくって入れていくのがポイント。
たくさん溜まったところでひっくり返すと、地面の上の葉っぱの層が再現されていることになります。
ケースの中では葉っぱのかたちを留めている大きなものと、小さくなったものが混じっています。
小さくなった葉っぱがある理由は・・・?
葉っぱをあつめる途中で、虫がいた場合は別のケースに入れます。
小さい葉っぱがあるのは、虫が分解したせいなのですね。
どんな虫がいたか、トレイに出してみよう。
ミミズがいました。畑にミミズがいると良い土だって言いますよね。
森でもやはり、ミミズがいるのは栄養のある良い土である証拠です。
写真に写っているザトウムシは、こう見えて肉食なんですって!!
色んな生き物がいて、森が作られているんですね。
中編に続く・・・
facebookの森のたねまきページのアルバムに、この日の全ての写真を掲載しています。