9月12日(日)に開催する森の楽校のお知らせです♪
テーマは「森の手入れと笹の筆づくり」。
以前に植樹した苗木が大きく育つように、まわりの草刈りなどの作業を行います
近年増えているシカ避けのためにネットを張っています。
春から夏にかけて特に草や木が増えるので、大きく育てたい木のじゃまにならないように
必要に応じてそれらを切ったり刈ったりするのです。
植えた木以外でも、自然に芽が出たものの中にもネットを張ったものがあります。
どれにネットを張るか、草はどの程度刈るのが良いかなど、森づくりは答えの見えない難しさが・・
笹や竹を刈るのも、森づくりで重要な事のひとつです
地下茎がぐんぐん伸びて地上でもたくさん増えていくので放っておくと他の木が育ちにくくなります。
昔は生活のあちこちで使われていたので増えすぎることは無かったのですが
近年はプラスチックなどにとって変わられ、需要が激減し、増えるままとなっています。
接待茶屋の森には「ハコネザサ」という笹が多く、広葉樹林にしたい場所にもどんどん芽を出します
森の楽校ではこのハコネザサを使って、筆を作ってみることにしましたよ!!
まずは適当な太さのハコネザサを選びます。
で、適当な長さに切ります。
外側の堅い皮を、ハサミの刃を使って薄くむきます。
ナイフなどを使うと厚くむけてしまうので、ハサミを使うのがポイント!!
その後は金づちでトントン叩いて繊維をバラして筆にします。
叩くのが強すぎると、繊維がちぎれてしまうので加減を調整して・・・。
完成した筆で、色々書いてみました。
毛が堅いので、普通の筆ほど書きやすくはありませんが、
荒々しい線に味が出て、良い作品になりました♪
ただ今、参加者を募集しています
日時:9月12日(日)9~15時
開催場所:箱根西麓 接待茶屋の森
集合:三島市役所駐車場 8:45
定員:15名 ※小学校1年生以上(1~3年生は保護者同伴)
服装:虫刺されや植物のトゲから守るため、必ず長袖、長ズボン
足首、手首も出ないようにして下さい。
帽子、歩きやすい靴
持物:弁当、水筒、タオル、軍手(あれば革手袋)、マスク、金づち、雨具
お問い合わせ、申し込みは箱根山組合まで
055-976-1013(平日のみ8:30~17:30)
申し込み締切り:8月25日(水)
主催:森のたねまき
共催:箱根山組合
参加費は無料です。
お気軽にお申し込み下さいね!!