9月4日、森の楽校~森で昆虫探し&草花遊び~開催しました!
バスで接待茶屋の森に向かう途中、雨がポツポツ・・・
どうしよう!?虫は雨が降ると活動せず、見つけにくくなるのです
しかし、講師の原さんが2日前からトラップ(罠)を仕掛けて下さっており、
天気に関係なく虫が見つかるだろうとのこと。
条件の違う5か所に仕掛けたトラップには見事たくさんの虫がかかっていました!!
この植物はウド。
これには「ヒメシロコブゾウムシ」がいます。
「この植物には、この虫がいる」という組み合わせがあり、
その植物があるのに、その虫が全然いない場合は、その場所に何か
問題があるのだそうです。
虫を調べることは、森の健康状態を知ることにも繋がります。
歩いているうちに晴れてきて、網を持った参加者のみんなも
エンマコオロギやバッタなど、色々な虫を捕まえています!
アサギマダラが3頭も見つかりました!
下見の時は全くいなかったのに・・・・
参加者のみなさんの力でしょうか!?
トラップにかかっていた虫を調べてみよう!
5か所、それぞれで何が何匹かかっていたか集計します。
①暗い雑木林・・モンシデムシ6匹、オウヒラタシデムシ、センチコガネ、ゴミムシ、ハネカクシ
②明るい雑木林・・カマドウマ、オオゾウムシ、ゴミムシ、ハマトビムシ
③水辺・・ゴミムシ3匹、ハネカクシ5匹
④ヒノキ林・・ザトウムシ、ゴミムシ2匹、ハネカクシ4匹、アリいっぱい
⑤ひらけた場所・・コオロギ、ありいっぱい
なんと、見事に違いが現れました!!
意外に暗い雑木林に多くの種類が見つかりました。
今後、生えている木や草の種類が変わっていくと、虫の種類や数も変わっていくのだと思います。
中編へ続く・・・・