キープ協会視察研修 後編

箱根の森

2014年07月10日 19:50

キープ協会視察研修二日目は座学で
「環境教育の手法や考え方について」。
講師は川嶋直さん。
30年以上前にキープ協会に入り、自然体験型環境教育事業を立ち上げたという方。
環境教育に関するプレゼンでこんな風にA4 の紙に
キーワードを書いた紙を貼っていくやり方を何度か見た事がありますが
なんと、その手法の創始者なのでありました。


このプレゼンのやり方は「KP法」
何の略かと言いますと「紙芝居プレゼンテーション」。
森の楽校などの野外イベントではそこにある動植物を紹介する事が多いのですが
ついつい、自分の知っている事をダラダラと話してしまいがち。
だけど、参加者がそれを覚えてくれる事はなかなか無いし
長々と説明されたら「つまらない」とさえ思われかねない。
どうしたら「伝えたい」事が「伝わる」かというのを
このKP法でを学びました。


川嶋先生の話はなるほど!と思いつつも楽しく笑いの絶えない講義でした。
KP法は情報量がぎっしり多いパワーポイントのプレゼントは違い
簡潔な言葉でテンポが良く、聞いていて飽きません。
これは、室内でホワイトボードを使ったプレゼンだけでなく
野外イベントでもスケッチブックやクリアファイルを使って出来ます。
パソコンが使えなくても紙とペンさえあれば
誰にでも出来るのが良いですね♪


キープ協会の皆さんが活動している八ヶ岳自然ふれあいセンターの施設は
自然に関する本などの資料や見て楽しめる展示物が色々。
下の写真はリスになるセットの一部。
手袋やしっぽもありました。
(フル装備で写真撮りたかったなぁ)


二日間の研修で学んだ事を活かして
今後の森の楽校をますます盛り上げていきます!

キープ協会のスタッフの皆さん、ありがとうございました!!

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