モミジも色々ありまして
10月に入り、だんだんと秋が深まっていきますが
秋と言えば紅葉シーズン。
紅葉と言えばモミジですね。
さて、「モミジ」といっても様々な種類があります。
ふつう、「モミジ」と言っているものは「カエデ科カエデ属」の種類です。
接待茶屋の森には何種類かのカエデ科の木がありますが、
筆者が一番初めに覚たのはコレ。
イロハモミジです。
「カエデ」の語源は「カエルの手」と言われています。
葉が指のように分かれていますよね。
この分かれ方が「イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト」と7つに分かれているので「イロハカエデ」。
図鑑では「5~9に分かれている」と書かれていますが
5、とか9のは見た事がありません。
(どの程度あるんだろう?よく見ればあるのかも・・?)
知らない人に葉っぱを見せながら「なんでイロハモミジ」って言うかは・・・」と
教えてあげると「へぇ~~~~!!!」と感心されるコト請け合いなのです。
イロハモミジには更に「へぇ~~」なポイントが。
ギザギザのところをよ~~~く見ると
大きなギザギザと小さなギザギザがあります。
ギザギザを鋸(のこぎり)の歯に見立てて「鋸歯(きょし)」と言います。
イロハモミジの様に大きな鋸歯の中に小さな鋸歯があるのを「重鋸歯(じゅうきょし)」と言います。
同じように見えるモミジの葉っぱも、実は色々な種類があって
その特徴で見分けるのは鑑定しているみたいで楽しいですよ♪
下の写真はイロハモミジの種です。
プロペラみたいな形なのは、まさに羽ばたく翼を持っているからなのです!
真ん中にポコっとついている種は、真下にポトっと落ちるのではなく
なるべく遠くに飛んでいって、子孫を残すように
この翼でヒラヒラヒラ~~~~と風にのって行くワケです。
自然のものってよ~~く見ると面白ポイントがいっぱいなんです。
この秋は紅葉狩りに行きたいな、と思っている方、
ちょっと調べてから行ってみると、より楽しめると思いますよ!
関連記事