森の楽校 夏の森で下草刈り(前篇)

箱根の森

2015年08月25日 13:39

8月22日、森の楽校~下草刈りとヒノキの写真立て~を開催しました!
暑い日が続く中での日程でしたが、森の中はさほど暑さを感じません。

さて、下草刈りって何?どうやるの?
スタッフで、現役きこりのレイチェルが説明します。
残したい広葉樹のまわりにある草を刈り取って、
日当たりを良くし大きく育つようにしてやります。
ん、この丸い円盤は何?

この辺りは近年、シカがたくさん出るようになってきて
せっかく育てている木の芽を食べられてしまう事が多いのです。
キレイに刈り過ぎると、残したい木が食べられやすくなってしまうため
残したい木の周りの、この円盤の大きさの直径50cmの範囲だけ刈って下さいね、ということにしました。
鬱蒼と草が茂る森の中に入って作業です。

カワイイ!!とっても小さなカタツムリです。

50分のほどの作業が終わり森の散策。
おや、ところどころにクイズがあるよ。
「この木の温度は?」
取り付けてある温度計によると、気温は26℃。
木の表面の温度を当ててね。
触ってみるとひんやり冷たいです。

他の木にも問題が。
高さと太さを考えてね。

太さは見当がつくけど、高さは難しい!!
身近なものを比べて、見当をつけるとわかりやすいかな。

ちなみに、木の表面温度は19℃でした。
森の中で暑いな~~~と思ったら木にくっついたら
涼を得られるかも!?

午後の工作は後編で!

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