2018年10月17日
きのこ、根っこ、カエル
11月11日開催予定の「森の楽校」はお陰様で
定員以上の申し込みをいただき、ありがとうございます!
日曜日、下見をしてきました。
ネタバレになるかもなので、この日に見つけたフィールドサインは紹介できませんが
それ以外の写真をいくつかご紹介。
変わった花!?

いえいえ、ツチグリというキノコです。真ん中丸い中に胞子が入っていて
押すとポフッという感じで胞子が出ます。
アブラチャンという木の株の間にこっそりいたのは、(たぶん)アズマヒキガエル

すぐ近くでワイワイと見て、さんざん写真を撮ったりしましたが全然動かず。
「早くどっか行けよ!!」と思っていたのでしょうか。
あるいはヒキガエルは毒があるので触られない、
と自分でもわかっていたのかしら?
台風で倒れたと思われる、ヒノキの根っこ。

想像以上に根が浅い!!!
どんなプログラムにするか、スタッフ相談中

参加者の皆さんが楽しく、飽きないように、なおかつ森のコトを知ってもらう・・
など様々な要素が必要なイベントを開催するのは大変ですが
それも楽しみながら、準備を進めています。
本番でも、生きもの見つけたいなぁ~~~。
定員以上の申し込みをいただき、ありがとうございます!
日曜日、下見をしてきました。
ネタバレになるかもなので、この日に見つけたフィールドサインは紹介できませんが
それ以外の写真をいくつかご紹介。
変わった花!?

いえいえ、ツチグリというキノコです。真ん中丸い中に胞子が入っていて
押すとポフッという感じで胞子が出ます。
アブラチャンという木の株の間にこっそりいたのは、(たぶん)アズマヒキガエル

すぐ近くでワイワイと見て、さんざん写真を撮ったりしましたが全然動かず。
「早くどっか行けよ!!」と思っていたのでしょうか。
あるいはヒキガエルは毒があるので触られない、
と自分でもわかっていたのかしら?
台風で倒れたと思われる、ヒノキの根っこ。

想像以上に根が浅い!!!
どんなプログラムにするか、スタッフ相談中

参加者の皆さんが楽しく、飽きないように、なおかつ森のコトを知ってもらう・・
など様々な要素が必要なイベントを開催するのは大変ですが
それも楽しみながら、準備を進めています。
本番でも、生きもの見つけたいなぁ~~~。
2018年07月23日
接待茶屋の森の木を覚えよう♪
7月22日、三島フォレストクラブとの合同作業で、森の手入れを行いました。
残したい樹種の幼木に被さっている草や木を切って日に当たりやすくしたり、
巻き付いて成長を妨げるツルを切ってやる作業です。
この様な作業では残したい木はどれか、切っても良いのはどれか
覚えなくてはなりません。
しかし、植物を覚えるのって難しい。
名前と、写真と、覚えるための特徴も知りたいですね。
と、いうワケで今日覚えたいくつかをご紹介。

これは「ニシキウツギ」。スイカズラ科タニウツギ属。
見分け方は、葉っぱの付き方が左右対称の「対生」。
葉っぱの縁に「鋸歯(きょし)」というギザギザがあります。
形は上がとんがってる・・などありますが地域や個体によっても差があります。
ぱっと見て判別できるようになるには、
たくさん見て、わからなかったらその都度調べるというのが一番なのかしら。
ちなみに、この木はたくさんあるので、特に意識して残さなくても大丈夫です。

これも対生。
名前はクサギ。
漢字で書くと「臭木」。葉の匂いが特徴的。
嫌な臭さではないと思いますが、直球な名前ですね(笑)
真上から見ると葉の付き方が90度違う「十字対生」なのがよくわかります。
葉っぱの形はハート型。
写真の様な若い葉はギザギザの鋸歯がありますが、大きくなるとギザギザのない「前縁」になります。

これは「エゴノキ」
葉の付き方は左右対称ではなく、互い違いな「互生」です。
ギザギザの鋸歯がありますが、育つと全縁のものもあるみたい。
とんがった卵型。
枝から葉っぱが出る「腋脈(えきみゃく)」に白い「毛叢(もうそう・・・だったかな
)があります。
実には毒があってエグい味がするから「エゴノキ」というそうな。
実の形も小さいタマゴみたいでカワイイです。
でも毒。
えーと、とりあえずはこの辺で。
また続きは後日!
残したい樹種の幼木に被さっている草や木を切って日に当たりやすくしたり、
巻き付いて成長を妨げるツルを切ってやる作業です。
この様な作業では残したい木はどれか、切っても良いのはどれか
覚えなくてはなりません。
しかし、植物を覚えるのって難しい。
名前と、写真と、覚えるための特徴も知りたいですね。
と、いうワケで今日覚えたいくつかをご紹介。

これは「ニシキウツギ」。スイカズラ科タニウツギ属。
見分け方は、葉っぱの付き方が左右対称の「対生」。
葉っぱの縁に「鋸歯(きょし)」というギザギザがあります。
形は上がとんがってる・・などありますが地域や個体によっても差があります。
ぱっと見て判別できるようになるには、
たくさん見て、わからなかったらその都度調べるというのが一番なのかしら。
ちなみに、この木はたくさんあるので、特に意識して残さなくても大丈夫です。

これも対生。
名前はクサギ。
漢字で書くと「臭木」。葉の匂いが特徴的。
嫌な臭さではないと思いますが、直球な名前ですね(笑)
真上から見ると葉の付き方が90度違う「十字対生」なのがよくわかります。
葉っぱの形はハート型。
写真の様な若い葉はギザギザの鋸歯がありますが、大きくなるとギザギザのない「前縁」になります。

これは「エゴノキ」
葉の付き方は左右対称ではなく、互い違いな「互生」です。
ギザギザの鋸歯がありますが、育つと全縁のものもあるみたい。
とんがった卵型。
枝から葉っぱが出る「腋脈(えきみゃく)」に白い「毛叢(もうそう・・・だったかな

実には毒があってエグい味がするから「エゴノキ」というそうな。
実の形も小さいタマゴみたいでカワイイです。
でも毒。
えーと、とりあえずはこの辺で。
また続きは後日!
2016年07月19日
森の楽校 下見で虫さがし
7月18日。
次回の森の楽校の下見に行きました。
テーマは虫さがし。
接待茶屋の森には、どんな虫がいるでしょう?
カメムシ発見。ツノカメムシの仲間です。

当日、講師をして下さる原さん。
静岡県環境学習指導員で、とっても虫に詳しい方です。
先生の横の木に横縞がありますが
これはシロスジカミキリが産卵をした跡。

これはヒノキの切り株ですが、内側の黒い丸がところどころ出っ張っているような
形になっていて、これはキバチが産卵をした跡。
健康な木ではなく、弱っている木に産卵をするそうなのです。
虫は木の健康状態をちゃんとわかっているんですね。

捕まえた虫を観察するスタッフ。
もちろん虫は観察が済んだら放します。

ヤマアジサイにヨツスジハナカミキリが集まっています。
そのほとんどが交尾をしている。
たまに一匹だけのがいると、相手を探してあげたくなったりして(笑)

でかいイモムシ!!!!ヤママユの幼虫です。
キレイな黄緑色。

あれ?夏の山なのに子供が大好きなカブトムシはいないの?と思われたかもしれません。
森によって、いる虫は様々です。
そこの環境によって木や草や日当たりなどが違い
虫や他の生き物も、そこで生息しやすい種のみがいるわけです。
間伐や植樹をし、生物多様性が多少は豊かになったかなぁと思っていましたが
原さんいわく「あと5年、10年経ったら変わってくるだろうけど、今は全然良くなっていない」
との事なのでした。
そうなのか・・・。
一度、人工的にヒノキばかりの山にしてしまって60年くらい経っているのだから
自然に近い姿に戻るのも、長い年月がかかります。
自然を取り戻すって、本当に大変!!!
そんな事も踏まえつつ、森の楽校では単に「虫を見つけて楽しかったね!」だけでなく
森と虫の関係、そこに人の手が加わることの意味なども
伝えていきたいな、と思いました。
次回、森の楽校は9月4日です。
募集は8月1日より。
こちらのブログで後日、詳しくお知らせしますね
次回の森の楽校の下見に行きました。
テーマは虫さがし。
接待茶屋の森には、どんな虫がいるでしょう?
カメムシ発見。ツノカメムシの仲間です。
当日、講師をして下さる原さん。
静岡県環境学習指導員で、とっても虫に詳しい方です。
先生の横の木に横縞がありますが
これはシロスジカミキリが産卵をした跡。
これはヒノキの切り株ですが、内側の黒い丸がところどころ出っ張っているような
形になっていて、これはキバチが産卵をした跡。
健康な木ではなく、弱っている木に産卵をするそうなのです。
虫は木の健康状態をちゃんとわかっているんですね。
捕まえた虫を観察するスタッフ。
もちろん虫は観察が済んだら放します。
ヤマアジサイにヨツスジハナカミキリが集まっています。
そのほとんどが交尾をしている。
たまに一匹だけのがいると、相手を探してあげたくなったりして(笑)
でかいイモムシ!!!!ヤママユの幼虫です。
キレイな黄緑色。
あれ?夏の山なのに子供が大好きなカブトムシはいないの?と思われたかもしれません。
森によって、いる虫は様々です。
そこの環境によって木や草や日当たりなどが違い
虫や他の生き物も、そこで生息しやすい種のみがいるわけです。
間伐や植樹をし、生物多様性が多少は豊かになったかなぁと思っていましたが
原さんいわく「あと5年、10年経ったら変わってくるだろうけど、今は全然良くなっていない」
との事なのでした。
そうなのか・・・。
一度、人工的にヒノキばかりの山にしてしまって60年くらい経っているのだから
自然に近い姿に戻るのも、長い年月がかかります。
自然を取り戻すって、本当に大変!!!
そんな事も踏まえつつ、森の楽校では単に「虫を見つけて楽しかったね!」だけでなく
森と虫の関係、そこに人の手が加わることの意味なども
伝えていきたいな、と思いました。
次回、森の楽校は9月4日です。
募集は8月1日より。
こちらのブログで後日、詳しくお知らせしますね
