2016年07月19日
森の楽校 下見で虫さがし
7月18日。
次回の森の楽校の下見に行きました。
テーマは虫さがし。
接待茶屋の森には、どんな虫がいるでしょう?
カメムシ発見。ツノカメムシの仲間です。

当日、講師をして下さる原さん。
静岡県環境学習指導員で、とっても虫に詳しい方です。
先生の横の木に横縞がありますが
これはシロスジカミキリが産卵をした跡。

これはヒノキの切り株ですが、内側の黒い丸がところどころ出っ張っているような
形になっていて、これはキバチが産卵をした跡。
健康な木ではなく、弱っている木に産卵をするそうなのです。
虫は木の健康状態をちゃんとわかっているんですね。

捕まえた虫を観察するスタッフ。
もちろん虫は観察が済んだら放します。

ヤマアジサイにヨツスジハナカミキリが集まっています。
そのほとんどが交尾をしている。
たまに一匹だけのがいると、相手を探してあげたくなったりして(笑)

でかいイモムシ!!!!ヤママユの幼虫です。
キレイな黄緑色。

あれ?夏の山なのに子供が大好きなカブトムシはいないの?と思われたかもしれません。
森によって、いる虫は様々です。
そこの環境によって木や草や日当たりなどが違い
虫や他の生き物も、そこで生息しやすい種のみがいるわけです。
間伐や植樹をし、生物多様性が多少は豊かになったかなぁと思っていましたが
原さんいわく「あと5年、10年経ったら変わってくるだろうけど、今は全然良くなっていない」
との事なのでした。
そうなのか・・・。
一度、人工的にヒノキばかりの山にしてしまって60年くらい経っているのだから
自然に近い姿に戻るのも、長い年月がかかります。
自然を取り戻すって、本当に大変!!!
そんな事も踏まえつつ、森の楽校では単に「虫を見つけて楽しかったね!」だけでなく
森と虫の関係、そこに人の手が加わることの意味なども
伝えていきたいな、と思いました。
次回、森の楽校は9月4日です。
募集は8月1日より。
こちらのブログで後日、詳しくお知らせしますね
次回の森の楽校の下見に行きました。
テーマは虫さがし。
接待茶屋の森には、どんな虫がいるでしょう?
カメムシ発見。ツノカメムシの仲間です。
当日、講師をして下さる原さん。
静岡県環境学習指導員で、とっても虫に詳しい方です。
先生の横の木に横縞がありますが
これはシロスジカミキリが産卵をした跡。
これはヒノキの切り株ですが、内側の黒い丸がところどころ出っ張っているような
形になっていて、これはキバチが産卵をした跡。
健康な木ではなく、弱っている木に産卵をするそうなのです。
虫は木の健康状態をちゃんとわかっているんですね。
捕まえた虫を観察するスタッフ。
もちろん虫は観察が済んだら放します。
ヤマアジサイにヨツスジハナカミキリが集まっています。
そのほとんどが交尾をしている。
たまに一匹だけのがいると、相手を探してあげたくなったりして(笑)
でかいイモムシ!!!!ヤママユの幼虫です。
キレイな黄緑色。
あれ?夏の山なのに子供が大好きなカブトムシはいないの?と思われたかもしれません。
森によって、いる虫は様々です。
そこの環境によって木や草や日当たりなどが違い
虫や他の生き物も、そこで生息しやすい種のみがいるわけです。
間伐や植樹をし、生物多様性が多少は豊かになったかなぁと思っていましたが
原さんいわく「あと5年、10年経ったら変わってくるだろうけど、今は全然良くなっていない」
との事なのでした。
そうなのか・・・。
一度、人工的にヒノキばかりの山にしてしまって60年くらい経っているのだから
自然に近い姿に戻るのも、長い年月がかかります。
自然を取り戻すって、本当に大変!!!
そんな事も踏まえつつ、森の楽校では単に「虫を見つけて楽しかったね!」だけでなく
森と虫の関係、そこに人の手が加わることの意味なども
伝えていきたいな、と思いました。
次回、森の楽校は9月4日です。
募集は8月1日より。
こちらのブログで後日、詳しくお知らせしますね

Posted by 箱根の森 at 14:00│Comments(0)
│自然観察