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2019年04月09日

春の森にあるモノは

5月19日に森の楽校を開催します。
テーマは「クリーンウォーキングと草木染め」。
先日、その下見に行き、現地で草木染めの実験をしました。


草木染めは、自宅で染まりやすい素材でやるのは割と簡単。
しかし森の楽校は定員30人。
その一人一人が、自分で染めた!と実感できるやり方で、
しかも素材は現地で採取したモノ、となると難しい。
何度も実験をして、これからも本番まで試作を重ねていきます。
何の植物を使うか、お楽しみに!!

さて、今の時期、スミレがたくさん咲いています♪
これは・・・タチツボスミレ。多分。


春の森には小さな花が色々咲きます。
皆さんが庭で楽しむ園芸種より、ずっと小さく、ささやかな花が多いです。
目立たないけれど、その分、見つける喜びが
森の楽校本番の頃は、どんな花が咲いているでしょうね~。

花の他にもたくさん見つかったものが!


片方だけの靴。
革靴、サンダル、長靴。バラエティーに富んでいます。
この日に限らず、活動の時にゴミ拾いをするのですが
ゴミが無くなることはありません。
それが何故なのか、なんてことも森の楽校で考えたいですね。

この辺りも実は近くで見るとゴミが多い場所。
地形などの条件によって、ゴミが溜まりやすい場所があるのです。


これから、草が茂る時期になるとゴミも見えなくなってしまいます。
見えるうちにキレイにせねば!!

森の楽校の募集については、近日中に改めておしらせします。
ゴミ拾いは気軽に社会貢献できる機会として人気なのか、
2年前に開催した時は締切り前に定員に達しました。
お申し込みはお早めに!
  


Posted by 箱根の森 at 02:36Comments(0)活動日記

2019年03月21日

思案に暮れる二人

3月18日、以前に森の楽校で植樹した苗木にシカよけネットを張る作業をしました。


昨年の森の楽校でもネット張りをしたのですが、やりきれなかった分を。
それにしてもモミジイチゴというバラ科の植物が多く生えていて、
服の上からもトゲが刺さるので作業が大変。
このトゲトゲのモミジイチゴ自体、鹿避けになるんですけどね。
でもネットを張らないと、夏になるとモミジイチゴやその他の草がワサワサ伸びて
植樹した苗木に日が当たらずに枯れてしまうのです。
だから、ネットは鹿と、苗木の育成の邪魔になる草避けでもあります。

きこりのレイチェルがおもむろにヒメシャラの木をなでなでし始めました。


薄くはがれた皮をなでて、表面をツルツルにしていたのでした。
角質ケアですな。

場所を移動。2012年に植樹したところ。


植樹の前に、間伐をして日が入るようにしていたのですが、暗いですね。
広葉樹が育つには、もっと間伐した方が良いみたいです。
それに、植樹した後の草刈りなどを十分にやっていなかったので、
苗木の育成が悪く、草に負けて消えてしまったものも多いという状況。


「は~、どうしたものか・・・」思案に暮れる二人。
数年前に一度草刈りをしたのですが、マメに観察して早め早めに対処しなくては・・・。
森を育てることの難しさを改めて実感しました。
この時に苗木を植えて下さった方、スミマセン!!

しかしこの場所には毎年花が咲く木があり、それを見るとちょっと嬉しくなるのです。
ミツマタという和紙の原料になる木です。


下を向いたつぼみが、ぽつぽつと咲き始めています。
ちなみにミツマタは植樹したのではなく、自生しているもの。

再び移動。ここも何年か前に森の楽校で植樹をして、
その後にネット張りをしたところです。
しかし、なななんと!!!!昨年の台風で桜が折れてるうぅぅぅ顔15


よ~~く見ると、折れた幹から小さな芽が・・!!!
い、生きてるよ~~~~~!!!!!


去年の台風は本当にすごい風でした。
折れた桜は自生していたもので、苗木の様にヒョロヒョロではなかったのですが・・・。
他にも折れかかっている木があり、
きこりで樹木医のレイチェルが、まっすぐにくっつけてテープで巻くという外科手術(?)を施して
元気になったのもあるのですが、コレはちょっと難しそうです水滴

木にとっては風より怖い鹿の害がここにも。


植樹した苗木はネットで囲いましたが、
自生していた木はそのままだったのでかなり被害が。
枯れてしまわないうちに守らねば!
と、ココでもネット張り。

またまた思う。
森づくりは難しい。
森は自然のものだから、人が手を加えなくても良いんじゃない?という考え方もあるけれど
様々な状況から、今はそれでは森が荒れてしまう一方。
植樹やその他の作業をイベントにすることにより、
多くの人に森について知ってもらう事もできます。

色々な人が関わることにより、豊かな森を取り戻し、持続させられれば良いなぁと思います。
  


Posted by 箱根の森 at 02:52Comments(0)活動日記

2018年12月04日

伐ったり、植えたり

11月25日、三島フォレストクラブの森づくり活動に参加。
午前中は以前に伐った木の枝の片付け。
午後は間伐作業。
混み合ったヒノキを間引きすると、こんな風になるところも。
左側は木が混み合っていて、日が当たらなかったので枝が全然出ていないのです。
本当なら、こうなる前に間伐をして、一本一本が太く育つようにすると良いのですが・・・。


間伐作業は、木が混んでいるので伐っても倒れずに引っかかってしまって大変。
枝同士がからまり合うなら、まだはずしやすいのですが、
こんな風にはまってしまったりして更に大変。
木を1本倒すといっても、ただチェーンソーで根元を切れば良いというワケではないのです。


さて、作業後は一昨年の森の楽校で植樹した場所を見に行きました。
植樹した後に、鹿に食べられないように網で囲ってあります。


これはコナラ。


これはヤマボウシかな?
網のお陰で食べられてはいませんが、思ったよりも小さいですね。
日当たりのせいでしょうか?


実はすぐ横にヒノキの混み合った人工林があるので、そのせいで日が当たりにくいのかもしれません。
森づくりって、予定通りにはいかないですね。
でも、せっかく植えた木が大きく育つように
これからも見守って、手入れをしていきたいと思います。  


Posted by 箱根の森 at 03:37Comments(0)活動日記