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2015年07月11日

栂池自然園へ。

先日、森の楽校の視察研修で長野県の栂池自然園に行って来ました。
同園ガイドクラブ代表の渡辺さんに案内していただき、4時間コースを歩きました。
栂池高原は標高2000Mの湿原です。
自然園の入口まで、以前は車で登れたのですが、
排気ガスによる環境への影響を懸念され、ロープウェイが設置されています。

湿原ではミズバショウが多く咲いています。
栂池自然園へ。

ここで代表的な花はミズバショウ、コバイケイソウ、リュウキンカなのだそうです。
なるほど・・・シンボル的な植物があるのは良いかも!
「この花の群生が見られますよ!」なんて言われたら、行ってみたくなるし
これがこの先も見られるように、この環境を保護しなくては、と思いますね。

さて、ミズバショウが「咲いている」と書きましたが
花、見えますか?
なんと、コレです!!!!
栂池自然園へ。

黄色いツブツブ。
この一つ一つが花なのでそうです。
黄色く見えるのは雄しべと雌しべ。
花びらと思っていた白いところは「苞(ほう)」という部分。

7月だというのに、まだまだ雪が残っています。
保護のために、散策は木道を歩かなければなりませんが
雪がある時は木道をはずれてもOK!
みんなでぞろぞろと雪の上を歩きます。
イレギュラーなコトって、それだけでもちょっと楽しくなりますね。
栂池自然園へ。

しかし、雪の重みというのはスゴイものです。
木道がゆがんでる!!!

接待茶屋の森も一部に木道を設置していますが
時期や天候によっては滑りやすいのが難。
栂池自然園では滑りやすそうな靴を履いている人には
ゴム長靴を貸し出しているのだとか。
「ゴム長が一番滑らないんですよ」との事。
栂池自然園へ。

あちこちに見える白っぽい木が気になる。
「ダケカンバ」という木でした。
ヒラヒラと垂れ下がっているのは皮。
火を起こす時の焚き付けに使われるそうです。
栂池自然園へ。

くねくねと曲がっているのは、雪の重みのせい。
こんな風に一度下を向いたり、地面を這うようになっていたり・・・。
頑張るなぁ。
これでも100~200年は経っているのだそうです。
栂池自然園へ。

雪の威力ってスゴイんですねぇ・・・。
崩れてきて、というか流れてきて溜まっているので
窪地になったところでは、まだこんなに雪が積もっています。
雪が溶けたところから春になるので季節を長く楽しめる、というような事も話されていました。
栂池自然園へ。

続きはまた後日。

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Posted by 箱根の森 at 13:12│Comments(0)自然観察
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