森の楽校 春の花の観察会（午前編）

昨日は森の楽校「春の花の観察会」を開催しました！
箱根接待茶屋の森を散策しながら植物のことを楽しく学びます。

まずはこちら！ツボスミレ。
山の中に多く咲いています。
実物は花の大きさが1センチくらいのかわいいサイズ。

これはツクバネウツギ。
花の後ろにもうひとつ花のような部分があります。
実は花ではなく、ガク。
このガクが羽根つきの羽根似ているから「ツクバネウツギ」というのだそうです。

花はどこかな？
種類によっては、咲いていてもわかりにくい花もあります。

カタバミの葉を味見。
葉を噛むと、ちょっと酸っぱいよ。

酸っぱいのは、「シュウ酸」が含まれているから。
この酸で10円玉を磨いてみると・・・
どうだ！ピカピカです♪

枝がみっつに分かれる「ミツマタ」の木が多いところでは
「ヨツマタ」「イツツマタ」を探してみます。

四つや五つに分かれていても「ミツマタ」ですけどね。

この木は穴ボコだらけ！誰が空けたんだろう？
「キツツキ！」
よく見ると、虫が空けた小さい穴もありますよ。

突然、普通は森で見かけない花が咲いていました。
ずっと前にこの接待茶屋の森を管理して下さっていた方が
植えた物で、とってもキレイでステキなのですが
本来の自然の森の姿にしたいので・・・

掘っちゃいましょう！！

参加者の皆さんのお土産に。
お家の庭で、来年の春に咲かせてあげて下さいね！

2時間ほどの散策で、20種類ほどの植物を観察しました。

続きは「午後編」で。